ごあいさつ
最大の理解者、
サポーターでありたい
代表取締役 藤堂 香代子
経歴
- ・社会福祉法人旭川荘旭川児童院療育課療育主任として発達障がい児の療育を行う
- ・まな星クリニック デイサービスまな星児童発達支援管理責任者を担当
- ・小・中学校のスクールカウンセラー
- ・スクールソーシャルパートナー
- ・岡山市「親子いきいき教室」心理相談
子どもたちは誰しもその子ならではの個性を持ち、また、それぞれに異なる環境や進度のもとで日々成長し続けています。発達障がいを持つ子どもであれば、それはなおさら。だからこそ、ひとり一人の個性や背景を見渡し、切れ目のない細やかな療育を通じて、その変化を見守り支え続けることが欠かせません。
にもかかわらず、日本の療育環境はまだまだ画一的で、その個性や成長進度に応じた支援が十分に行き届いていないのが現状です。
確かに、それでも幼児期は療育の成果が現れやすく、就園・就学のころまでは比較的安定するケースも多いでしょう。けれどその後周囲の子どもたちとの交流の中で思春期を迎え、積み上げてきた成果が崩れてしまうことは少なくありません。そのささいなつまずきが不登校や不良行動といった二次障害に発展することも、決して珍しくはないのです。他方、医療主体の療育サービスの多くは幼児期までを対象とするケースが多く、子どもの療育と福祉サービスとの結びつきは十分ではありません。子どもたちの人生は乳幼児期から学童期、青年期へと連綿とつながっているにもかかわらず、本来もっとも重要でかつ高難度であるはずの学童期の支援が、一律的な教育の枠組みに一任されてしまうのです。
子どもたちのその後の一生を支える礎ともなる療育には、医療・教育・福祉を三位一体とした多面的なサポートが不可欠なはず。その思いから私たちは、幼児期から学童期・思春期、青年期まで、ひとり一人の節目に一貫して寄り添いながら成長と自立を支える「株式会社こすもす」を始動しました。大学院時代の実習・研究を通して教育分野での知見を深め、臨床心理士として1,000人以上の心理検査を重ねながら医療分野での実績を重ね、さらに現在は福祉分野で学童期の療育に取り組む私たちだからこそ、実現できる支援があります。そして、無限の可能性を秘めた子どもたちの変化を切れ目なく見つめ続けながら、その健やかな成長を誰より切に願う保護者の皆さんにとっての最大の理解者、サポーターであれたらと考えています。